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Cyber 86/BRZ スポーツサスペンションシステム(SPORTS SUSPENTION SYSTEM)

ワンディング&ストリートインプレッション

減衰力を弱くするとギャップの凹凸をしなやかに吸収
軽快な操縦性と上質な乗り心地を完全バランス!

Cyber 86/BRZ スポーツサスペンションシステムのストリート性能を検証するためワインディングにおいて評価テストを敢行。おもに低速域の突き上げ感と軽快なハンドリングの両立に重点を置き、装着タイヤによる特性の違いをレーシングドライバー青木孝行選手が検証した。また、“最適な減衰力設定”や“ノーマルサスとの違い”もテストする。

Cyber スポーツサスペンションシステム+ADVAN NEOVA [AD08]

減衰力推奨値:F:16段目/F:16段目
(FR:ADVAN NEOVA AD08 225/45-17)

走り出した瞬間からノーマルタイヤの時とはフィーリングが全然違いますね。ゆっくりとしたペースから走ってみましたが、その低速域でもスポーティな雰囲気が体感できます。ノーマルタイヤで気になるタイヤのヨレ感は皆無ですし、ステアリングも切ったら切った分だけリニアに応答してくれます。

ただし、タイヤ剛性が高くなった分、コツコツとした突き上げ感は増した印象です。ノーマルタイヤとはキャラクターが大きく異なりますので当然ですね。個人的には、コツコツとしたフィーリングが増加しても、シャープなステアリングフィールを選択したいと思います。この細かな突き上げ感を減衰力調整によってどれだけ軽減できるかテストしてみたいと思います。

サーキット走行時のようなステアリングのシャープさやレスポンスがあった方がクルマはキビキビと動いてくれますが、街乗りでゆっくり走ると突き上げ感が増えてしまいます。そこを減衰力調整でカバーできるかがスポーツサスペンションを選択する上で気になるポイントになると思います。

ただし、固いと言っても現状のままでも普段乗りにも十分耐えられるレベルなので誤解しないで下さい。いわゆる車高調を装着して“ガチガチになりました!”という感じはまったくありません。

もうひとつ重要なポイントが車高調を装着した場合、小さな異音(ノイズ)が気になる製品もあります。サーキットで気にならなくても、ワインディングやストリートですごく気になる事がありますが、サイバーエンジニアリング製車高調は不快な雑音についてはまったく気になりませんでした。ストリート品として販売する上ですごく重要なことだと思います。

さて、減衰力を4ノッチ分(12段目から16段目に変更)柔らかくしてみました。突き上げ感を和らげる事ができるかのテストですが、見事に抑える事ができました。とくにフロントのコツコツとしたフィーリングを軽減することができました。  街乗りを普通の速度で走行するのであれば、このぐらいの減衰力設定が個人的な好みですね。かなり快適に走れますよ。ノーマルサスでも乗り心地が固いクルマはたくさんありますので、よくセッティングされていると思います。減衰力を弱めるだけでこれが“サーキットをハードに走った同じサスペンションなのかな?”と思うぐらい、路面の追従性が良く乗り心地も大幅に改善できました。

Cyber スポーツサスペンションシステム+ノーマルタイヤ(ヨコハマDNA dB)

減衰力推奨値:F:12段目/R:12段目
(FR:ヨコハマDNA dB 205/55-16)

ワインディングを普通に流した印象は、乗り心地がとても良く、通勤や買い物で使用しても不快さを感じることはないでしょう。減衰力調整は、前後とも12段目に設定してあり、調整範囲の中間付近になります。サーキットは7段目で走行しましたので、少し柔らかく感じます。

法定速度域で走ってみると、フィーリング的にはノーマルサスをそのままハードレートにした印象です。車高が下がっていますが、乗り心地に関してはノーマルとさほど大差ありません。

コーナリングスピードを若干速くすると、タイヤのスキール音が大きく鳴りはじめます。サスペンションのフィーリングは「ノーマル+α」といったところですね。試しに減衰力をさらに低く設定すると、サーキットで感じたフィーリングとは異なることに気づきました。突き上げ感もスポーツサスペンションとしては少なく、グニャグニャとした動きもさほど気になりません。ただし、下りながらハンドルを切った時、いわゆるフロントタイヤに荷重が掛かった時に“タイヤがつぶれるフィーリング”は感じますが、けっこうおすすめの仕様かもしれません。

サーキットを走行した印象から想像すると「ワインディングではちょっと固く感じるのでは?」と思っていましたが、実際は、普通に街乗りできるレベルでした。これなら買い物で卵を買って移動しても大丈夫!

通勤にも使えますし長距離を走っても疲れにくい組み合わせだと思います。

ノーマルサスペンション+ADVAN NEOVA [AD08]

ノーマルサスにADVAN NEOVA [AD08] を装着してのインプレッションです。基本的な挙動変化は、ステアリングを切った時のレスポンスとか、タイヤに荷重が掛かった時の応答性は、タイヤのたわみが少なくグリップ感も格段に向上した印象です。

しかし、グリップ力が高くなった分ロール量も大きくなるので、もう少しロール量を抑えたくなります。タイヤ剛性が高くなった分、コツコツとした突き上げ感も増えてきます。ノーマルサスは減衰力調整ができませんので、ガマンして乗り続けるしかありませんね。

個人的には“車高の高さ”が許せません・・・。

ノーマルサスペンション+ノーマルタイヤ(ヨコハマDNA dB)

ノーマルタイヤとノーマルサスのマッチングは意外と良く、ワインディングを走行した感じも個人的には嫌いではありません。タイヤがヨレることを想定してサスペンションが味付けされていると思います。

サーキットで気になったタイヤのヨレ感ですが、ワインディングを流す程度の速度域ではさほど気になりません。ロール量もちょうどいい具合です。しかし、スピードレンジを上げていくと、タイヤのヨレが気になり始めます。スキール音が鳴るぐらいまでペースを上げると、サーキット走行と同様“グニュグニュとする感じ”が現れてきます。

「ノーマルサスペンションのままでスポーツラジアルタイヤを履くとどうなるか?」タイヤの構造によるヨレは当然少なくなりますので、ノーマルサスペンションとの組み合わせでどのような走りが楽しめるかテストしてみたいと思います。


 

 

Cyber スポーツサスペンションシステム+ADVAN NEOVA(ネオバ)

Cyber スポーツサスペンションシステム+ADVAN NEOVA [AD08]

Cyber スポーツサスペンションシステム+ノーマルタイヤ(ヨコハマDNA dB)

ノーマルサスペンション+ADVAN NEOVA(ネオバ)

ノーマルサスペンション+ADVAN NEOVA [AD08]

ノーマルサスペンション+ノーマルタイヤ(ヨコハマDNA dB)

テストドライバー:青木孝之選手(GTドライバー)